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住民投票を実現する会(廿日市市・細見谷林道問題)

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住民投票を実現する会(署名活動)

2006年8月18日(平成18)、奇しくも第4回期中評価委員会(最終回)開催と同じ日に、「廿日市市における細見谷林道工事の是非を問う住民投票条例制定」について審議するための臨時市議会が開かれました。

これは「廿日市市における細見谷林道工事の是非を問う住民投票条例制定請求」(直接請求)の署名活動(代表・金井塚務、事務局長・高木恭代)の結果を受けて開かれたものです。

残念ながら、住民投票条例案は7対24で否決されたため、住民投票は行われないことになりました。つまり、最終的に市民の意思を示す機会は失われたことになります。

しかしながら、物理的な限界(署名期間わずか1か月)があるにもかかわらず、有効署名7,867(署名総数8,053、無効186)、すなわち廿日市市の有権者数94,776人(2006年6月2日現在)の8.30%の有効署名が集まったことの意義は大きいものがあります。なお、必要署名数は有権者数の2.0%(1,896人)でした。

参考:地方自治第74条「政令の定めるところにより、選挙権を有する者の50分の1以上の連署をもって、その代表者から、普通地方公共団体の長に対し、条例の制定又は改廃の請求をすることができる」

5月13日、「細見谷大規模林道建設の是非を問う住民投票を実現する会」発足
5月20日、受任者ガイダンス(署名の集め方)
5月23日、住民投票条例制定請求代表者証明書交付申請(市選管)
5月25日、同証明書交付(署名開始)
5月27日、統一行動(署名活動・街頭宣伝活動・受任者ガイダンス等)
6月25日、署名締め切り
6月30日、署名簿提出(市選管)
この間、署名簿の審査、縦覧
7月31日、本請求提出
8月18日、住民投票条例制定について審議するための臨時市議会

廿日市市の対応

廿日市市では、工事着手予定として、2006年9月現在ホームページ上で次のように公表している。「緑資源幹線林道 大朝・鹿野線 戸河内・吉和区間(二軒小屋・吉和西工事区間)、平成18年度吉和西側3.7キロと二軒小屋側3.8キロの拡幅部分の一部に工事着手予定」(2006年11月21日、実際に着手。しかし、2008年3月20日現在ホームページの記載変更無し)。

また同ページでは、戸河内・吉和区間の経緯をまとめたリスト(13項目)を作成しており、そのNo.12で、上記「期中評価委員会の意見」(戸河内・吉和区間)における廿日市市関連部分を転載している。その際に、”事業を継続”することが適当、”環境保全に配慮しつつ工事を進める”として、””内の2点を太文字表記している。

しかしながら、上記「中国新聞」(社説)で述べているポイントの「渓畔林部分及び新設部分については、地元の学識経験者等の意見を聴取しつつ引き続き環境調査等を実施して環境保全策を検討した後、改めて当該部分の取り扱いを緑資源幹線林道事業期中評価委員会において審議する」という部分については、何ら特別な表記はしてはいません。

なお、その一つ前の項目(No.11)では、「廿日市市議会で、直接請求による細見谷林道工事の是非を問う住民投票条例案を審議、7対24の反対多数で住民投票条例案は否決された」として、”住民投票条例案は否決”の部分を太文字で表記しています。

注:このページは、電子書籍『細見谷渓畔林と十方山林道』アマゾンKindle版(2017年3月6日)の一部です。

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