1995年(平成7)の活動記録

投稿日:2018年6月23日 更新日:

植林用の土地を確保する
- (有)村上造林さんの社有地 -

西中国山地ブナの森づくり

村上造林さんから植林地の提供をうける

森水の会では、1993年(一昨年)から植林用の苗木(広葉樹)を種から育てています。苗床(吉和村役場近く)は、西山林業組合さんのご厚意でお借りしているもので、苗木は順調に育っています。これらを、そろそろ植林をしなければならない時期になってきました。

しかし残念ながら、昨年のことですが、植林地として予定していた西山林業組合の土地をお借りすることができなくなってしまいました。しかたなくほかの場所をさがして、昨年来、山県郡筒賀村(現・安芸太田町)や県とも話し合いましたがうまくゆきません。

今年になって、同じ西山林業組合に所属する(有)村上造林の村上弘社長から、「場所を提供しましょうか」というありがたいお話をいただきました。そこで今年は、従来どおりの苗床の管理に加えて、新たに決まった植林地(もみの木森林公園東隣り)の整地作業(10/7)を始めました。

植林のためには、広葉樹の種はいくらあっても困ることはありません。村上造林さんのご協力で行なった「ドングリひろいの会」(10/8)や、森水の会主催の「紅葉の十方林道を歩こう会」(10/29)で、ブナやトチの実を拾って集めました。

来年こそ、いよいよ植林(4月予定)です。

中国新聞の取材を受ける

私たちの「西中国山地ブナの森づくり」について書かれた記事としては、過去に、「中国山地にブナの森再生を」(中国新聞記事、1993年10月1日付け)があります。そして、今年末には同新聞解説室の取材を受け、その記事2本が掲載されました。

-「中国新聞記事」(1995年12月25日付け):この一粒の実 ブナ林に育て、西中国山地で自然愛好家ら挑戦。あわせて植林地募集の希望も掲載(後日貸与の申し出あり)。
-「中国新聞・この人」(1996年1月9日付け)、西中国山地で木の実を拾いブナの森づくり、「森と水と土を考える会」事務局長・森田修さん。

なお、その半年後、さらに別の記事が掲載されました。「論点2、上・下流 どう連携しますか」―「地方の自立」に向けて、100年先を楽しみに植林―(中国新聞記事、1996年6月23日付け)

ゴミ問題、その他の活動

森水会報2月号に「今後の活動方針」として原戸祥次郎さんの言葉が載っています。「太田川を水系の視点から今一度とらえ直したい。海・漁師・川の生物・町の住民・上流の住民・流域の環境・山の生物が、川を通じて有機的につながっていたかつての健康な太田川を取り戻そう」

森水の会では、昨年からゴミ問題を大きな課題として取り組んでいます。ゴミ問題を考えるため、今年の総会(1/29)では、馬場浩太さん(広島修道大学教授)による講演を企画し、引き続いて、馬場さんによる連続学習会(3/26など3回連続)も行いました。

福富町のシイタケ栽培(1992/2/16、コマ打ち)で成果が上がり始めました(ほだ木1本1,500円で販売)。そして今年は、山口裕子さん宅(広島市東区福田)で50本の原木を準備しました。

出島沖埋立反対署名では、環境アセスメント時に意見書を県と環境庁に提出しました。

1995年年表

-1月15日(日)、農薬空中散布をやめさせる全国交流集会&シンポジウム(島根県松江市)
-1月22日(日)、上関みかん狩りツアー(山口県上関町)
中国電力は昨年末に「環境影響調査」強行、今年4月には上関町長選挙
共催/原発はごめんだヒロシマ市民の会、森と水と土を考える会
-1月29日(日)、森と水と土を考える会総会、馬場浩太会員による市民環境自主講座
「長続きできる人と環境の関わり方」-ごみと環境汚染を考える-
(カトリック幟町教会マリアホール、広島市中区幟町)
-3月19日(日)、植林用の苗畑手入れ(広島県吉和村)
苗木の植え替え、植林用の種まき少々
-3月26日(日)、馬場浩太会員による連続学習会(第1回)
「自然界の中のゴミとリサイクル」-公害の歴史と環境の使い捨て-
(森水事務所にて)
-4月30日(日)、植林用の苗植え(広島県吉和村)
-5月13日(土)、環瀬戸内海会議事務局会議(愛媛県今治市)
-5月14日(日)、藻場を見る会(広島市南区出島)
-5月21日(日)、環瀬戸内海会議事務局会議(岡山県岡山市)
-5月28日(日)、森水の会結成5周年、綿植え&交流会
広島市白木町の「ゴミ処分場」建設に反対している地元の方々と交流会(昨年5/29以来)-4月、馬場浩太会員による連続学習会(第2回)
「産業社会が作りだすゴミとリサイクル」-なぜゴミは増え続けるのか、日本の現状と欧米-
-5月、馬場浩太会員による連続学習会(第3回)
「市民が選び取る循環型社会への道」-今、私たちにできることは何か-
-6月3~4日(土・日)、環瀬戸内海会議総会(兵庫県神戸市)
-6月25日(日)、高圧線問題全国ネットワーク、電磁波公害追放!全国集会(第3回)
講演/荻野晃也、有泉均、藤田幸雄の各氏
主催/高圧線問題全国集会広島実行委員会
(エソール広島多目的ホール、広島市中区富士見町)
-7月15日(土)、植林用苗畑の草取り(広島県吉和村)
-7月24日(月)、村上弘さん(村上造林社長)と話し合い、植林地貸与合意
-7月30日(日)、植林用苗畑の草取り(広島県吉和村)
-8月6日(日)、植林用苗畑の草取り(広島県吉和村)
-8月20日(日)、事務所維持について緊急会議(森水事務所)
-8月27日(日)、山仕事体験学習(村上造林社有林)&借用予定地視察
-9月17日(日)、東広島署名協力(ゴルフ場問題)
-9月18日(月)、南修治フォークコンサート&文明、子育て、教育、環境問題、生き方などについて(みんなの広場/森田修会員が新規開設した不登校児のためのフリースペース)
-10月7日(土)、植林地の整地作業(第1回)、もみの木森林公園東隣り
-10月8日(日)、西中国山地ブナの森づくり運動、ドングリひろいの会
協力/有限会社・村上造林(もみの木森林公園南側の社有林にて)
-10月22日(日)、環瀬戸内海会議代表者会議(岡山県岡山市)
-10月25日(水)、1995年度種まき(吉和村)
-10月29日(日)、紅葉の十方林道を歩こう会
水越峠~下山橋周辺散策~(引き返す)~水越峠~二軒小屋駐車場
ブナやトチの実を多数採取
-11月11日(土)、ポール・ブローダー氏講演会
主催/ポール・ブローダー全国講演実行委員会(広島の連絡先/電磁波問題を考える会)(広島市南区民文化センター3階大会議室A、広島市南区比治山本町)
-11月12日(日)、植林地の整地作業(第2回)、もみの木森林公園東隣り
-11月19日(日)、植林地の整地作業(第3回)、もみの木森林公園東隣り
-11月23日(木)、広島地区平和年の集い(森水の会もフォーラムの一つを担当)
主催/カトリック広島司教区広島地区平和年推進委員会
(世界平和記念聖堂、広島市中区幟町)
-12月2日(土)、植林用苗畑で根おこし&種まき(広島県吉和村)
ブナ、クリ、ミズナラなどの種を植える
-12月10日(日)、いのちの源、渚をつぶさないで-出島・岩国基地沖合埋立てを考える-、記念講演/讃岐田訓さん、パネラー/阿部悦子、田村順玄、森田修の各氏、コーディネーター/湯浅一郎さん、呼び掛け団体/森水の会、環瀬戸内海会議、ピースリンク広島・呉・岩国(広島YMCA、広島市中区八丁堀)
-12月17日(日)、事務所掃除&忘年会

そのほかの資料など

-林勤著「山が悲鳴をあげている」-ゴルフ場造成地からの報告-
近代文芸社(1995年)、広島県新市町在住

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